大谷口地区の町会や地域団体が一堂に会する「大谷口地区フェスティバル」が10月27日、上板橋第二中学校(板橋区向原3)の校庭で行われた。
チアリーディングチーム「YOCS All Star Cheer Crystal」
チアリーディングや「ふるさといたばし体操」によるオープニングセレモニー、向原餅つき保存会による餅つきの実演、青少年みこしパレード、大谷口地区の各町会による模擬店などが行われた。目玉イベントは「ウルトラクイズ」で、上位者には松坂牛や米などの賞品が贈られた。
実行委員会副会長でもある大谷口二丁目町会の大野隆司会長は「雨予報だったが良い天気だった。多くの近隣の人や来賓、子どもたちが来場してくれてうれしい」と手応えを感じたという。
神輿JAPANは2022年8月、モンゴルのウランバートルで開催された「JAPAN FESTIVAL IN MONGOLIA 2022」で同団体が所有するみこしが海を渡り、現地の人々とみこしを担いだ。今年末にも台湾にみこしを持っていくという。
YOCSは上板橋第二小学校、上板橋第二中学校の体育館などで練習を重ねる、小学生~高校生を対象としたチアリーディングのチーム。米フロリダ州で行われる世界大会「The Summit 2025」への出場権を手に入れ、来春、渡米する。2022年、2023年に続き、3度目の出場となる。
両団体とも当日、子ども向けの体験コーナーを設けた。「神輿JAPAN」はみこし担ぎの体験、YOCSは土台となる選手の肩に立つ「ショルダースタンド」の体験。YOCSの折原裕子コーチは「チアリーディングは未経験から始める子どもがほとんど。応援するスポーツであるチアリーディングの世界を、ぜひ知ってもらえれば」と話す。
オープニングセレモニーでワールドクラスの演技を見た来場者からは「子どもたちの輝く笑顔を見てファンになった。世界の頂点を絶対に取ってほしい」と応援の声をもらったという。
神輿JAPAN代表理事の川上智洋(ともひろ)さんは「チアの子どもたちは集団演技で動きをそろえることに慣れているし、筋力もすごい。何年もみこしを担いでいる人のようだった」と舌を巻く。みこし体験をした和光市在住の親子は「重かったけど楽しかった」と汗をぬぐっていた。
神輿JAPAN代表理事の川上智洋(ともひろ)さんは「チアの子どもたちは集団演技で動きをそろえることに慣れているし、筋力もすごい。何年もみこしを担いでいる人のようだった」と舌を巻く。みこし体験をした和光市在住の親子は「重かったけど楽しかった」と汗をぬぐっていた。