健康総合企業のタニタ(板橋区前野町1)が10月6日、本社敷地内で前野町一丁目町会との共催で「地域交流 ふれあい広場健康まつり」を開催した。
地域住民との交流を通して、人と街の健康づくりに寄与することを目的とした同イベント。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、昨年は4年ぶりの復活開催となり、今回で31回目となる。
13時からのオープニングセレモニーでは、板橋轟太鼓による演武や富士見台小学校(前野町1)の児童によるマーチングバンドが披露された。会場内では飲食の模擬店出店のほか、救急車・消防車などの「はたらく車」の乗車体験、ゲームコーナー、ステージパフォーマンスなどが行われた。
併せて行われたアウトレットセールでは、前野町在住の30代女性が「体重計が500円で購入できた。昨年は買いに行ったときに売り切れていたので、一年越しにリベンジを果たせてうれしい」と話していた。
同社の谷田千里社長は「コロナ禍明けの前回、前野一丁目町会が共催に名乗りを上げてくれた。地域の協力があって開催できる」と話す。「出店する多くの飲食店が参加を快諾してくれた。おかげさまでいつもの倍の3列にもなる貴賓席を用意してゲストを招くことができ、盛り上げることができた」と振り返る。