高島平緑地で9月29日、板橋区主催の「りょくちであそぼうおえかき&シャボン玉」が初めて開催された。イベントの目的は、高島平緑地の利用の可能性を探ること。地元住民ら約300人が集まった。
イベントでは長い布が敷かれ、カラーペンの用意もあり、自由にお絵描きができるようにした。恐竜、花、木、魚、ポケモン、お姫様、ぐるぐる、家など、子どもたちは思い思いにお絵描きを楽しんだ。
シャボン玉では、一度に大量に泡が出るシャボンガン、自動で泡が出る置き型、大きなシャボン玉が作れる手持ち型など、さまざまシャボン玉を用意し、子どもたちを喜ばせた。
家族で訪れた一颯君は「かっこいいシャボン玉が使えて楽しい。ママがイベントを教えてくれた」と話し、怜旺人君は「シャボン玉が楽しい」、杏珠ちゃんは「シャボン玉ができて楽しい」と3人とも笑顔で話していた。
板橋区土木部みどりと公園課長の河島一郎さんは「転んでもけがのしにくい柔らかな土、自然に触れ合える緑道で、真上には電車が走っている。あまり知られていないが地域の人に、この場所を知っていただきたい。今後もさまざまな取り組みを通じて高島平緑地を活用していき、地域の人にとって『ここは楽しい場所』と知ってほしい」と話す。