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板橋区役所でモンゴル文化紹介イベント 交流協定締結20周年を記念

紙不足で困っていたモンゴル国に板橋区が再生紙のノートや鉛筆を送ったことから交流が始まった

紙不足で困っていたモンゴル国に板橋区が再生紙のノートや鉛筆を送ったことから交流が始まった

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 板橋区がモンゴル国教育文化科学スポーツ省との「文化・教育交流協定」締結20周年を記念して10月31日から、区役所1階の区民イベントスペース(板橋区板橋2)でモンゴル文化紹介イベント「バヤルララーモンゴル」を開催する。

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 板橋区は1992年、当時紙不足で困っていたモンゴル国に印刷工場の余り紙で作ったノートや鉛筆を送り、それをきっかけに交流が始まった。交流をさらに発展させるため、1996年10月には「文化・教育交流協定」を締結した。

 イベントや区民ツアーで長年交流を持ってきたモンゴルの魅力をイベントで伝えつつ、モンゴルへの感謝の気持ちを表現する同イベント。「バヤルララー」はモンゴル語で、とっておきの時に使う「ありがとう」を意味する。

 会場では、モンゴルの移動式住居であるゲルの実物展示や、民族衣装の試着コーナー、モンゴル相撲力士の顔出しパネルなどのほか、伝統遊びの体験コーナーも用意する。

 区役所1階のカフェダイニングNAKAJUKUでは期間中、ラム肉を使った料理などのモンゴル料理を提供。そのほか、スタンプラリーやモンゴル孤児院「太陽のこどもたち」ミニコンサートなど、さまざまな企画を予定する。

 開催時間は9時~17時。入場無料。11月11日まで。

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