板橋区立中央図書館(板橋区常盤台4)が4月20日、同館と姉妹図書館連携を結ぶイタリア・ボローニャ市立サラボルサ児童図書館のわらべ歌収集プロジェクト「POLPA(ポルパ)」への協力を目的に、イベント「歌って遊ぼうわらべ歌!」を開催する。
芝生広場で「だるまんさんがころんだ」をする子どもたち(過去開催の様子、提供=板橋区)
プロジェクト名の「POLPA(ポルパ)」は、「P(Poesia):詩」「O(Orale):口伝えの」「L(Ludica):遊戯的」「P(Puerile):子どもの」「A(Autentica):本物の、正真正銘」の頭文字から。「歌って遊ぼうわらべ歌!」は、板橋区教育委員会と包括連携協定を締結する日本女子大学の教授を講師に招き、2023年2月、9月、12月に続いて4回目の開催となる。
これまで、子どもたちと遊びながら「お寺の和尚さん」「おせんべやけたかな」「おちゃらかほい」「さんちゃんの絵描き歌」など35種類の歌を記録した。うち15曲の音声データをアーカイブとしてサラボルサ児童図書館のホームページで公開した。
当日講師を務める同大家政学部児童学科・根津知佳子教授は「同じ歌でも歌詞が違っていたり、遊び方が違ったりして、参加する友達だけではなく、家族やスタッフも毎回発見の連続。いつも楽しく遊んでいる歌や遊び方を教えてほしい」と呼びかける。
開催時間は14~15時30分。参加無料。対象は小学生で、定員10人。同館ウェブサイトで申し込みを受け付けている。