板橋区の消防の歴史をたどる展示イベント「ヒトを護る、マチを護る、マチの守護隊、我らイタバシ、消防団!」が3月11日~15日の5日間、板橋区役所1階の区政情報課プロモーションスペースで行われる。
板橋消防署からは刺し子防災服、消防団の制服など現在使っているものを展示。板橋・志村消防団の歴史や活動内容は文字パネルで紹介する。そのほか、公文書館が所有する浮世絵版画や昭和以降の板橋区内の消防団の活動写真も画像パネルで展示する。
併せて、消防組織の始まりといわれている「町火消(まちびけし)」の展示として、江戸消防記念会第10区六番組の組頭である飯島功さん所有の半纏(はんてん)、鳶口(とびぐち)、水鉄砲などを公開する。第十区は現在、板橋区、北区、練馬区を指す。
飯島さんは「区民の方々に江戸町火消の文化を身近に感じてもらえたら。今回は展示しないが、町火消のシンボルでもある六番組の纏(まとい)は「板橋区民まつり」のみこしパレード先陣で見ることができる」と話す。
開催時間は8時30分~17時(11日は11時ごろから、15日は16時ごろまで)。