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板橋健康づくり音楽フェス「イタフェス」閉幕 バンアパが感謝のメッセージ

2日間の「ITaFES」を締めくった16日トリのバンアパステージ

2日間の「ITaFES」を締めくった16日トリのバンアパステージ

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 野外音楽フェスティバル「ITa FES(イタフェス)」が4月15日・16日の2日間、荒川戸田橋緑地バーベキュー場(板橋区新河岸1)特設会場で初開催された。

バンアパ原昌和さん(左)とのデュエット曲「でも」を披露する坂本真綾さん

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 板橋区とタニタ(板橋区前野町1)、ディスクガレージ(渋谷区)、板橋区出身の4人組ロックバンド「the band apart」(ザ・バンド・アパート、以下バンアパ)が所属する音楽事務所アジアンゴシックレーベル(徳丸3)から成る「板橋健康づくり音楽フェス実行委員会」が主催した。

 雨天に見舞われた両日、区内外から集まった雨具姿の来場者は、バンアパを含む14組のアーティストのパフォーマンスを楽しんだ。

 14日のイベント前夜19時ごろ、会場近くの河川敷で枯れ草1万5000平方メートルが燃える火事が発生。消防車が出動して2時間半ほどで鎮火して事なきを得ていた。迎えた初日15日は朝から降り続く雨は終日やむことがなく、翌2日目は朝から昼過ぎまで晴れていたが、バンアパのワンマンステージ時に雷と共に雨が降り出し、次第に大雨に。バンアパのドラムス担当・木暮栄一さんは「河川敷で火事があり、初日は雨で幻想的。今日は晴れたと思ったら雷雲。こんなことないだろう」とステージ上から観客に呼びかけた。途中、雨雲の間から青空が見え始め、最後の曲「Eric.W」の時に雨がやみ、アンコールで2曲披露してイベントを締めくくった時には空に虹がかかった。

 開催を終え、バンアパが所属するアジアンゴシックレーベルは4月19日、来場者に向け感謝のメッセージをツイッターで発信した。晴れ間がのぞいた空を背景に観客らを撮影した写真と共に、「撤去が終わった後の会場、周辺にごみがほとんど落ちていませんでした。2日間とも天候に左右されながらも、素敵なすてきなイベントになったのは、あの場所にいた皆さんの気遣いや気持ちのお陰おかげだと思います。支えられて25年。本当にありがとうございます」とツイート。イベント最終日の翌17日には、「来年は(開催できれば)日程ずらしましょう」と、次回開催に向けたメッセージも投稿した。

 タニタ公式ツイッターの担当者は「イタフェスに携わることができて達成感があった。多くの来場者に体組成を計測いただき、音楽を入り口に健康へのタッチポイントを作れたことは新たな気付きになった」とイベントを振り返り、「板橋の名物イベントの一つとなれるよう、来年以降も開催できたら」と次回開催に期待を込める。

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