高島平区民館（板橋区高島平3）ホールで11月20日、板橋区在住メンバーを中心にしたママ友バンド「音ごはん」主催のイベント「音ごはんフェス2022　ワンマンライブ×お祭り～ママが泣ける日2022～」が開かれる。

音ごはん公式木製しゃもじほか、オリジナルグッズ販売も

　「音ごはん」は、ボーカル・もともとこさんが中心となって、板橋区内の幼稚園のママ友と結成した音楽バンド。以来、「子育て応援バンド」のコンセプトを掲げ、「しゃもじを振って、子連れでライブ」を合言葉に音楽制作を手がけ、都内ライブハウスや板橋区内の地域イベントなどでライブ活動を展開する。2021年10月には、音楽家つんく♂さんが曲を手がける、40代前後のアイドルを集めた「アラフォーアイドル輝けプロジェクト！」にもともとこさんとギターのともみさんが参加。同プロジェクトの一員として、つんく♂さんプロデュース曲「All Together 限界超えよ！」でメジャーデビュー。つんく♂さん作詞、もともとこさん作曲の楽曲「駅カフェ」は、「Tokyo青春映画祭2022」で最優秀青春賞を受賞した映画「怪獣少女」主題歌にもなった。

　音ごはんのワンマンライブ「ママが泣ける日」は、2015（平成27）年を初回に毎年秋に開催。2018（平成30）年、初めて「音ごはんフェス」と名付けたワンマンライブを行い、コロナ禍で2020年は開催を見合わせるも、昨年は成増アクトホール（板橋区成増3）で「音ごはんワンマンライブ～ママが泣ける日2021」を開いている。

　今回も会場には音ごはんのグッズを販売するほか協賛者のカフェや物販ブースが並ぶ。子どもたちが踊れるスペースや、ぬり絵・シール貼り・お絵描きも楽しめるキッズコーナーを開設。ベビーカーの持ち込みもでき、子ども服などのお下がりを持ち寄った「おゆずり会」コーナーや、おむつ替え用の和室スペースも用意する。

　もともとこさんは「今年はワンマンライブ×お祭りで、親子連れでも安心して楽しめる、笑いと癒やしのライブイベント『ママが泣ける日』がさらにパワーアップ。ハートフルでパワフルなお母さんバンドが演奏するファンキーな食育ソングなど、きっと体が動いちゃうはず。子どもたちが思わず踊り出し、それを見た大人たちがほほ笑む…そんな幸せな光景を作りたい。当日来場できない方にはアーカイブ配信チケットも用意したので、多くの方に音ごはんフェスを楽しんでもらえたら」と話す。

　14時開場、15時開演（17時終演）予定。チケット料金は一般（高校生以上）＝3,000円、小・中学生と障がい者手帳を持っている人の介助者（1人まで）＝1,000円、未就学児童と障がい者手帳を持っている人＝無料。全て自由席で、当日券あり。感染症対策のため事前予約推奨。後日のオンライン配信視聴は2,000円。チケット販売方法についてはウェブサイトやSNSで確認できる。