格闘技イベント「THE MATCH（ザ・マッチ） 2022」の試合順が6月9日に発表され、極真会館・東京城北支部所属、板橋区成増在住のプロ格闘家"ブラックパンサー"ベイノア選手が第8試合に出場することが決まった。

第8試合で対戦するベイノア選手と和島選手

　6月19日に東京ドームで行われる「THE MATCH 2022」は、キックボクシングなど立ち技打撃系の格闘技大会「RISE（ライズ）」と「K-1」が、団体の垣根を越えて対抗戦を行う格闘技ファン注目のビッグイベント。当日は、那須川天心選手と武尊選手がメインイベントで対戦するなど全16試合が行われる。

　「RISE」大会や「RIZIN（ライジン）」の総合格闘技ルールマッチなどに参戦し、2018（平成30）年11月から第2代RISEウェルター級王者を保持していたベイノア選手は、5月29日の「RISE158」大会を前に同王座のベルトを返上。「THE MATCH 2022」の第8試合で、現・K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の和島大海選手（月心会チーム侍）と71キログラム契約マッチに臨む。

　ベイノア選手は1995（平成8）年生まれの26歳。米国カリフォルニア州生まれで、1歳の時に板橋区成増に引っ越して以来、今も成増で暮らす「生粋の板橋区成増育ち」。10歳の時に、父親の勧めで東武東上線・成増駅近くの「極真会館 成増道場」に通い始めたのが格闘技との出合いで、現在もプロ格闘家として「極真会館 東京城北支部」に所属し、慣れ親しんだ成増道場で指導員も務めている。

　「キックボクシングや総合格闘技の大会で、記者会見やリング上の勝利者インタビューなどで『板橋区成増から来ました』とずっと言い続けてきた。今回、一般の注目度も高いビッグイベント出場とあって、板橋区内の多くの人々に自分のことを知ってもらうきっかけになれば」とベイノア選手。

　同大会はABEMA（アベマ）格闘チャンネルのペイパービュー放送で11時から、全試合生配信する。視聴料金は、一般＝5,500円、ABEMAプレミアム会員＝4,400円。