地域振興団体「ちいくタイム」が5月15日・29日、歴史セミナー「日本中世史と『鎌倉殿の13人』を語る」を開催する。
鎌倉考古学研究所理事で三浦一族研究会会長の伊藤一美さん、総合オンライン学習システム「てらこ家(や)」運営などを手掛ける山中勇輔さん、板橋区在住の郷土史家・葛城明彦さんが登壇する同セミナー。大河ドラマの題材となった史料「吾妻鏡(あづまかがみ)」や、ドラマでは描かれなかった人物などにスポットを当てて解説する。
「ちいくタイム」代表者のトモタ佳(けい)さんは「大河ドラマの主人公・北条義時の父、北条時政役を板橋区観光大使の坂東彌十郎さんが演じて注目を集めるなど、なかなか取り上げるスポットライトを浴びることのなかった中世の歴史に興味を持ってもらう、またとない機会と考えて企画した。敷居は低く・内容は深くをコンセプトに、歴史に詳しくない人でも楽しめる場になれば」と話す。
5月15日は「鎌倉幕府と『鎌倉殿の13人』を語るオンラインセミナー」と題し、配信ツールZoom(ズーム)を使ったオンライン配信を無料で行う。29日は「豊島氏と『鎌倉殿の13人』を語るセミナー」と題し、「いたばし総合ボランティアセンター」(板橋区本町)で一般公開とオンライン配信を行う。
15日は、12時45分オンライン開場、13時配信開始。当日の生配信視聴は無料。
29日は、14時00分開場(14時15分オンライン開場)、14時30分開始。参加費は会場観覧・オンライン視聴=500円。現地会場定員=20人。
参加申し込みは「日本中世史と『鎌倉殿の13人』を語る」の特設ホームページで受け付ける。