光学機器メーカー大手の「トプコン」が12月1日、板橋区蓮沼町の本社敷地内に設置したクリスマスイルミネーションの点灯式を行った。
現・板橋区蓮沼町に新築移転した1933(昭和8)年当時の本社工場
広報担当者の中村孝明さんは「今回のイルミネーションは、コロナ禍で今年苦しい思いをした方々に温かい気持ちになっていただけたらと、春をイメージするピンクや、医療従事者を支援するキーカラーの一つ・シャンパンゴールドを使ってぬくもりと感謝の気持ちを表現した」と話す。
2006(平成18)年から始めた同社のクリスマスイルミネーションは今年で15年目。LEDを使い、地球温暖化防止を始めとする環境保全啓発を呼び掛けるほか、地域住民と進めるまちづくり活動の一環として、毎年12月に行う恒例イベントとなっている。
トプコンの創業は1932(昭和7)年9月。服部時計店精工舎(現セイコーホールディングス)の測量機部門を母体に「東京光学機械」の商号で業務を展開。1933(昭和8)年4月に銀座から板橋区志村本蓮沼町(当時)の現在地に本社工場を移して現在に至っている。今年9月、同社は「地域経済の発展に関する連携協定」を板橋区と締結した。
クリスマスイルミネーション点灯時間は16時30分~21時。12月30日~1月4日を除き、来年1月8日まで行う。