「asian gothic label(アジアン・ゴシック・レーベル)」は3月20日、荒川戸田橋緑地バーベキュー場(板橋区新河岸1)で4月18日・19日に開催予定だった野外音楽フェス「AG FES(エージー・フェス)」の開催延期を正式発表した。
「AG FES」は、同レーベルを運営する音楽バンド「the band apart(ザ・バンド・アパート)」の結成20周年を記念し、メンバーの地元・板橋荒川河川敷で、当初2018(平成30)年10月の開催予定で計画を進めてきた同レーベル初の主催野外ライブイベントだった。同イベントは運営に関する最終調整が整わなかったとして開催延期を発表。約1年後の2019(令和1)年11月に今年4月の開催決定を改めて発表し、1月からチケットの一般販売を開始。イベントでコラボレーションする板橋区に本社を置く企業タニタらと開催に向けた準備を進め、2月18日には第1弾ゲストアーティストの発表も行っていたが、新型コロナウイルスによる社会情勢を鑑みての延期判断となった。
今回はイベントの延期だけでなく、来年2021年4月17日・18日の開催と、新たに板橋区の賛同を得てイベント名を「ITABASHI×TANITA×asian gothic label presents ITaFES(以下、イタフェス)」と変え、地元板橋ゆかりの飲食ブース充実やグレードアップした内容で実施することを発表。初日は2ステージ設営・ゲストアーティスト9組出演、2日目はゲストによる弾き語りライブとthe band apartのワンマン公演を行うとし、同レーベルから「この延期を前向きに捉え、3年越しに及ぶ板橋区初のフェス開催を何としても実現したい」とのメッセージを発信している。
延期する「AG FES」の入場チケットは、来年開催の「イタフェス」でそのまま利用可能。チケットの払い戻しや、今後の詳細発表についてはasian gothic labelのウェブサイトで後日案内する。