板橋区くらしと観光課が主催する「区民検討会議(観光ワークショップ)」では、7月16日に「地域の新たな魅力を探る」というテーマでフィールドワークが行われた。
板橋区は、今年度から新たな(仮称)板橋区観光振興ビジョンの策定を進めており、策定支援業務を受託した富士通総研とともに全5回のワークショップを通じて板橋区の様々な地域課題解決につなげていく考えだ。
ワークショップの参加者は、区内在住・在勤・在学の18歳以上を対象に募集を行い、全5回のうち1回からでも参加可能とあって、観光ボランティア「もてなしたい」の有志を始めとして、自分の住む地域について知りたい若者など約30人が集まった。第1回のワークショップでは、希望する4つの地域(板橋、常盤台、志村、赤塚・高島平)のグループに分かれてまちあるきのルートを検討し、第2回のワークショップでは決めたルートに沿って各地を歩いた。
この日同行した常盤台ルートでは、東上線上板橋駅から(株)ひと本石田屋、茂呂遺跡、安養院、氷川神社、フレンチパウンドハウス、天祖神社を巡って東上線ときわ台駅で解散となった。参加者からは、板橋区出身でも初めて来るところばかりで、予想よりも楽しい散策になったと好評だった。
今後は残り3回のワークショップで、区内を満喫できるメニューづくりや、観光振興に向けたアイデアづくりをまとめ上げていく予定。