板橋区立熱帯環境植物館(板橋区高島平8)2階企画展示室で1月2日、「らん・ラン・蘭(らん)展2020」が始まった。
今回、バラエティー豊かな洋ラン「デンドロビウム」を特集するコーナーを設けて、多様な種類を系統に分け、解説パネルなども交えて紹介する。須和田農園(千葉県須和田市)の協力でさまざまなデンドロビウムの鉢植えや貴重な自生地の写真パネルを多数展示するほか、同館植物担当スタッフが解説する「チョコっとガイド」(11時~11時15分、参加無料、先着15人。10日まで)も行う。
そのほか、開館25年目にして昨夏同館で初開花した熱帯アジア原産の世界最大のラン「グラマトフィルム・スぺキオスム(別名タイガーオーキッド)」に関する特別展示や、毎年恒例となっている「神代洋らん友の会」会員が育てたランの展示、「ミニコチョウラン」「セロジネ」など華やかなランの展示販売も実施する。
12日14時30分~15時30分には特別企画として、小学生以上を対象に今年の干支(えと)のネズミをどんぐりで工作するワークショップを開催(参加無料、先着30人)。最終日の13日14時からは同館地下ホールで、展示のため非売品としていたランの一部を販売する「展示品販売会」を開く。
開館時間は10時~18時(入館は17時30分まで)。入館料は、一般=260円、小中学生および65歳以上=130円、未就学児無料。土曜・日曜は小中学生入館無料。今月13日まで。