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いたプロ板橋宿不動通り商店街大会 「いたばし不動ッピー」デビュー3周年

試合後、新作Tシャツを手にデビュー3周年の喜びを来場者と分かち合う「いたばし不動ッピー」選手

試合後、新作Tシャツを手にデビュー3周年の喜びを来場者と分かち合う「いたばし不動ッピー」選手

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 いたばしプロレスリング(以下、いたプロ)が7月28日、板橋三丁目縁宿広場(板橋区板橋3)で商店街振興組合主催の板橋宿不動通り商店街大会を行った。

ロープ渡りを見せるがばいじいちゃん選手

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 関東上陸が懸念されていた台風6号が前日27日夕方ごろ消滅し、大会当日の板橋は昼から快晴の真夏日となった。商店街イベント「ラッピーフェスティバル」も昼前から予定通りに始まり、ステージも兼ねる会場の特設リング周辺は地域住民や親子連れなど来場者が多数詰めかけた。

 今大会では3試合が行われ、第1試合の「すずき心選手VS那須晃太郎選手」のシングルマッチでは、激しいチョップやキックの応酬、ボディースラムなどで揺れるマットの音に観戦する子どもたちから「音がすごい」「痛い!」といった声が上がった。すずき選手はコーナーポストからのミサイルキックなどで反撃を見せたが、那須選手との終盤の攻防で両足を取られての逆エビ固めはロープブレークで逃れたものの、すぐにリング中央まで引きずり戻され、片足を取られて体重を乗せた逆片エビ固めで体をくの字にされるとマットをたたいてギブアップ負けを喫した。

 第2試合・シングルマッチ「ウルフ智也選手VSがばいじいちゃん選手」の一戦は、入場曲が鳴ってもアナウンスで呼び出しされても、がばいじいちゃん選手はなかなか姿を見せず、先に入場していたウルフ智也選手を待ちぼうけにさせるなど試合開始前からマイペース。試合では「ご高齢のため特別に」体の一部と認められた杖(つえ)を使ったずるい攻防を見せるも、定番のロープ渡りでウルフ選手にバランスを崩されてトップロープで股間を痛打しもん絶したところを攻め込まれたがばいじいちゃん選手だったが、終盤は転じて素早い動きに変わって最後は高角度のノド輪落としから、コーナーポスト最上段からの「がばいトーンボム」をかれいに決めてフォール勝ちを収めた。

 メインイベントの第3試合は、「中里哲也・アグー・新納刃(しんのう・はがね、2017年に「円華」から改名)選手組VSはやて・まるこ・いたばし不動ッピー選手組」の6人タッグマッチ。6人入り乱れての場外戦や、コミカルな展開で場内をわかせ、まるこ選手は新納選手を相手に「ティヘラ」などはやて選手直伝の鮮やかなルチャムーブを披露。最後は地元商店街公認ヒーローの不動ッピー選手がコーナーポスト最上段からの「不動ッピードロップ」を中里選手に浴びせ、そのまま固めて3カウントを奪って勝利を決めた。

 大会終了後、はやて選手にマイクを渡された不動ッピー選手は「今日でデビュー3周年!途中うさぎ跳びでヒザを痛めてピンチになったけど、みんなが応援してくれたおかげで勝てたッピー!(原文ママ)」と喜びを伝えた。

 いたプロの次回大会は8月24日・25日、ハッピーロード大山商店街大会。会場は「コモディイイダ ハッピーロード大山店」(板橋区大山町)裏手の大山ピッコロ広場。入場無料。

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