日本マクドナルド(新宿区)が2月13日から始めた「チキンタツタ」「チキンタレタ」期間限定販売のキャンペーンを巡り、板橋区内に本社を置く健康総合企業「タニタ」と板橋区民らが反応を示している。
毎年2月に期間限定販売している「チキンタツタ」。ファンの声は毎年SNSなどで見かける中、今年はマクドナルドの公式ツイッターが投稿した画像が話題となった。2月9日20時59分、マクドナルドカラーの赤地が「タ・ツ・タ」の白文字で埋め尽くされ、真ん中に大きく「チキンタレタを探せ!」と書かれた画像が投稿された。
その中に「タニタ」の3文字があったことで、タニタ公式ツイッターアカウントのフォロワーや一部板橋区民らが反応を示し、約1時間後にはタニタ公式ツイッターアカウントも「しれっと弊社いない?」と投稿。画像内には「ツタンカーメン」や「タバタ」、タニタ以外にも企業・ブランドを想起させるものもあったことから、その後も両アカウントは多数のリツイートやコメント投稿を集めた。
2月6日、マクドナルドでは「あの人気商品に今年は新たな仲間が加わります」として、「02.13(水) チキンタ○タつくっタッタ」(以上、原文ママ)の画像を投稿。対してタニタでは「正座待機」とマクドナルド側にリツイートしていた。
2017年2月にも「今年、チキンタ○タがやってきます!○に入る文字は?」というマクドナルドの投稿に「弊社ではないかドキドキ」と反応し、昨年も「明日なにかが起こる!? チキンタ○タ」の投稿に、「シャープさんとタニタくん」というコミック化されるほどにツイッターアカウント同士で頻繁に交流する家電メーカー「シャープ」のアカウントも一緒になって反応を示すなど、毎年話題を提供してきた。タニタアカウントのフォロワーの間では今年、「ついに念願のコラボが実現」と盛り上がりを見せていた。
日本マクドナルド広報部の當山心(とうやま・こころ)さんは「毎年チキンタツタの販売キャンペーン開始時に、タニタ公式ツイッターアカウントが面白い反応をしてくれるのが楽しく、大変ありがたく思っている」と話す。
タニタの公式ツイッターアカウント担当者も「私もマクドナルド公式アカウントとのやりとりを毎回楽しんでいる」と話し、「いつか『チキンタニタ』を実現させたい」と意欲を見せる。