板橋区常盤台に8月29日、「博多かわ屋 ときわ台店」(TEL 03-6789-9001)がオープンする。
東武東上線ときわ台駅から徒歩1分。駅すぐの住宅街に目立つ白提灯と青い看板が目印
博多のご当地グルメで東京2号店となる同店。席数は、カウンター4席、4人用テーブル席2卓と6人用座敷2室の計24席。
「かわ屋」はなかなか予約が取れない人気店として知られる焼き鳥店。人気メニューの「かわ焼き」は、鶏の首皮部分を1本の串に手作業でギュウギュウに巻き付け、6日間毎日表面だけを焼いて脂を落とし、秘伝のタレで味を入れて焼き上げたもの。注文を受けて、さらに7回目の焼きを入れる製法で、外はカリカリ、中はモチモチの食感で、バターのような濃厚な味わいが特長という。
店長の山本明人さんは「焼き鳥は好きだが、とり皮は脂が多くて苦手という女性でも、一人で5本10本とまとめて注文する。グループ客のテーブルには山盛りのかわ焼きが積み上がることもある」と話す。「博多の製法・味をそのままに、住宅街に近いときわ台店でも博多本店に似たにぎわいを創出していきたい」とも。
山本さんは「和食ダイニングバーで長くバーテンダーをしていた経験を生かし、博多にはないドリンクメニューやオリジナル料理も増やしていきたい」と意欲を見せる。同店では、今後の新規出店も見据え、こだわりの製法で仕込みに時間が掛かる面を補うため、内製工場としての役割も担っていく予定という。
博多に3店舗を構え、東京進出1号店として2015年7月に西麻布(港区)にオープンした後、今年1月に品川へ移転した「博多かわ屋 大井町店」(品川区東大井5)に続く都内出店となる同店。今後は都内近郊で店舗を増やし、アジア市場への進出も計画しているという。
メニューは、「かわ焼き」(180円)、「かわ焼き10本盛り」(1,680円)、ささみ肉を使った「シギ焼き」(180円)、「古処鶏のタタキ2種盛り合わせ」(1,280円)、「かわ屋のレバテキ」「かわ屋のハラミ焼き」(以上498円)など。締めのメニューに博多名物「塩にぎり」(248円)も用意する。
ドリンクメニューは、「生ビール(中ジョッキ)」「ホッピーセット(白・黒)」「白鶴(一合)」(以上480円)、「かわ屋オリジナル」芋・麦焼酎のボトルサービス(3,500円)、焼酎、サワー、カクテル、ワイン、ノンアルコールも用意する。オープン記念で10月31日まで、乾杯ドリンクを1杯150円で提供する。
営業時間は17時~24時。