都営三田線・板橋本町駅近くに12月27日、「マイカリー食堂 板橋本町店」(板橋区大和町)がオープンする。
「マイカリー食堂 板橋本町店」外観。12月27日10時オープン
マイカリー食堂は、牛めし店「松屋」をはじめ多数の飲食店ブランドを展開する松屋フーズ(本社=武蔵野市)のカレー専門店。2013年に1号店となる渋谷神南店をオープンした後、本社のほど近くに「三鷹店」(武蔵野市)として移転し、今年7月には2号店となる「すすきの店」(北海道札幌市)をオープンしていた。今回の「板橋本町店」は全国では3号店、都内では2店舗目となる。
同社総務・広報グループ・岩田幸恵(いわた・ゆきえ)さんは「板橋本町は住宅街でもあり、昼も夜もお客さまの集客が見込める。マイカリー食堂のブランド拡大を検討していたところ、取得していた店舗開発予定地がサイズ感やマーケット的にマイカリー食堂が最適との会社判断になり、今回のオープンにつながった」と話す。
「松屋」は1980年ごろの創業期からカレーを看板メニューの一つとして自社開発し、スパイシーな味のカレーづくりに対するこだわりは強く、「創業者の瓦葺(かわらぶき)利夫会長が無類のカレー好きと聞いている。耳の裏が熱くなるくらいでなければカレーじゃない、という信念を持っているほど」だと言う。「マイカリー食堂 三鷹店」は試験店舗としても位置付け、人気メニューの一つとなっている「グリーンカレー」は今年5月に松屋のメニューとしても導入された実績がある。
「創業期から培ってきた長年のカレー開発力を生かし、お客さまに支持いただけるメニュー開発に努めたい。松屋のカレーに対するこだわりが多く詰まった『マイカリー食堂』を、ぜひ一度試してほしい」と岩田さん。
営業時間は、店内10時~24時30分・弁当10時~24時45分(以上ラストオーダー)。