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高島平のイベント収益金を贈呈 UR都市機構から板橋区へ2度目の義援金

義援金が手渡される板橋区役所の屋上広場

義援金が手渡される板橋区役所の屋上広場

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 高島平団地で賃貸経営を行うUR都市機構が7月23日、イベントでの模擬店収益金を義援金として、板橋区のまちづくり推進室・高島平まちづくり推進課へ贈呈した。義援金の贈呈は今回で2度目。板橋区から日本赤十字社を通じ、能登半島地震の被災地生活支援に役立てられる。

歓談する板橋区高島平まちづくり推進課の皆さん

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 同社は、6月7日・8日に新高島平ファミリー名店街(板橋区高島平3)で開いた「グリーンフェスインファミリー」と、6月15日に都立赤塚公園(高島平3)で開いた「#平暮らしキャラバン」で模擬店を出店。スーパーボールくじやお菓子のつかみ取りなど、子ども向けの催しを中心に展開。SNSでもイベント名にハッシュタグを付けての投稿を呼びかけるなど、高島平団地を中心に地域が一体となるようなイベント運営を行ったという。

 義援金は、板橋区が石川県金沢市と友好都市協定を結んでいる縁があることからり、昨年に引き続き「能登半島地震の被災者生活へ役立ててほしい」との意向を持つ。

 板橋区高島平まちづくり推進課長の佐伯和宏さんは「子育て世代を呼び込めるまちづくりが行政の役割でもある中で、UR都市機構さんが積極的にファミリーイベントを開催してくれることは本当にうれしいこと」と話し、「地域のために汗をかくだけではなく、イベント収益を義援金という形で頂けることにも併せて感謝したい」と、まちづくりのパートナーに謝意を伝えた。

 UR都市機構東京北エリア経営部・団地マネジャーの酒井由紀子さんは「社の取り組みを通じて今年も義援金を手渡すことができて良かった」と話す。「主催した#平暮らしキャラバンは『高島平団地っていいな』と思えるコンテンツをそろえた。これからも地域への愛着を感じてもらえる施策を考えていくので、地域の方々にぜひ楽しみにしてもらいたい」と地域のイベント運営についても意欲を見せる。

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