
レンタルアートギャラリー「COPYCENTER GALLERY(コピーセンター・ギャラリー)」(板橋区板橋4)が6月13日、新板橋駅近くの、かつて印刷所だったテナントを活用してオープンした。経営は、大判印刷サービスなどを行うPHOTOPRI(フォトプリ)。写真表現を中心としたレンタルギャラリー、展覧会開催、作品販売、滞在制作などを展開していく。印刷機も1台導入し、その場で写真作品を印刷してサインを入れて販売するなど、「今までのギャラリー用途にとらわれないオルタナティブスペース」として利用していくという。
コピーセンター・ギャラリーの外観(写真提供=PHOTOPRI)
経営は、大判印刷サービスなどを行うPHOTOPRI(フォトプリ)。写真表現を中心としたレンタルギャラリー、展覧会開催、作品販売、滞在制作などを展開していく。印刷機も1台導入し、その場で写真作品を印刷してサインを入れて販売するなど、「今までのギャラリー用途にとらわれないオルタナティブスペース」として利用していくという。
同社の松邑佑太社長は「写真表現を軸としながらも、若手を中心としたアーティストにさまざまな実践・実験的な空間として利用してほしい」と話す。
オープニングとなる展覧会として、写真家の宇田川直寛さん、清水裕貴さん、細倉真弓さんの3人から成るアーティストコレクティブ「THE SOUP GROUP(ザ・スープ・グループ)」による「スープを散布する新婦とpimp」が開催されている。ザ・スープ・グループは、身近に出合う言葉や感覚を写真と混ぜ合わせ、「煮込む」という行為で表現を再構成する集団。「作品には単なる一体化ではない、違和感やズレが潜んでおり、緩やかにつながりながら新たな意味が立ち上がっていく」という。
同展の開催は金曜・土曜・日曜の14時~19時。観覧無料。6月29日まで。