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西台駅近くに「スタンド焼鳥チャボ」 店名は修業時代のあだ名から

焼き台の様子

焼き台の様子

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 全席立ち飲みスタイルの焼き鳥居酒屋「スタンド焼鳥チャボ」(板橋区蓮根3)が5月20日、都営地下鉄三田線・西台駅近くにオープンした。

レバーと卓上調味料、注文用2次元バーコード

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 店主の松下一輝さんは、18歳の時に芸人を目指し東京へ上京。4年間芸人を続けるも夢半ばで芸人を引退し就職の道へ進む。仕事で悩んでいたある日、妻に連れられ大阪の会員制焼き鳥店に足を運んだ。「食事、空間、提供のタイミング、サービス、全てに大きな衝撃が走り心を奪われ、店を出る時には仕事の悩みから解放され元気になれたことが焼き鳥業界を歩む大きなきっかけになった」と話す。

 店名は修業時代のあだ名から決めたという。「修業時代、失敗に失敗を重ねて先輩から『お前はお茶くみしかできない茶坊主』と言われ、最終的にチャボになっていた。全国にいるチャボに元気を与えられる存在になれたらと思い(この名前に)決めた」と松下さん。店内には30人ほどを収容できる。

 メニューは、骨を抜き一口で食べられる「手羽先」(288円)、ネギを鶏皮で 包んだ「包みねぎま」、切り開かないころころのハツ、ちょうちんなどの串物のほか、「親父のガーリックトースト」(528円)などの一品料理を用意。お酒は、地元の酒販店「酒道庵」(蓮根1)から仕入れる日本酒を用意するほか、クラフトビールの「箕面ビール」、焼酎、ワインを取りそろえる。店の立ち上げ時に酒道庵3代目店主が親身に相談に乗ってくれたことから、酒の取り扱いを決めたという。ソフトドリンクはコーラ、ジンジャーエール、サイダー、オレンジジュースを瓶でそろえる。「瓶で飲むおいしさを知ってほしいので、ジュース類はあえて瓶にしている」という。

 営業時間は17時~23時(日曜のみ15時~21時)。店内にメニュー表はなく、スマートフォンで2次元バーコードを読み取り注文する。決済方法は完全キャッシュレス。

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