
野外音楽フェスティバル「第2回ITaFES(イタフェス)」が4月19日・20日の2日間、荒川戸田橋緑地バーベキュー場(板橋区新河岸1)で開催され、両日合わせて約4500人が参加した。
事前予約の名前入りイタフェス応援ちょうちん(写真提供=アジアンゴシックレーベル/photo by 吉田大右)
板橋区出身の4人組バンド「the band apart(ザ・バンド・アパート、以下「バンアパ」)」が運営する音楽事務所「アジアンゴシックレーベル」(徳丸3)と板橋区内に本社があるタニタ(前野町1)が「板橋健康づくり音楽フェス実行委員会」として共催。2023年に行われた前回は両日とも雨に見舞われたが、今年は天候に恵まれた。
1日目はフェス形式で行われ、2日目はアコースティックライブと「DOPING PANDA」とバンアパの対バンが組まれた。1日目の出演者は、「すずきゆきこ」「LOW IQ&THE RHYTHM MAKERS PLUS」「環ROY×三浦康嗣&村田シゲ(口ロロ、くちろろ)×木暮栄一&川崎亘一(バンアパ)」「八十八ヶ所巡礼」「the hatch」「yama」「DOVVNTIME」「BREIMEN」「YONA YONA WEEKENDERS」「SPECIAL OTHERS」「ASPARAGUS」「バンアパ」の12組が「アジステージ」「ゴシステージ」の2ステージで演奏。
2日目は「Rough Zombie」「Keishi Tanaka」「TGMX(FRONTIER BACKYARD)」「ヒダカトオル」「渡邊忍」「バンアパ」「DOPING PANDA」の7組が登場した。前回は客として訪れていたというyamaは「(前回は)土砂降りだったが、今日は晴れて、イタフェスに本当に呼んでもらえたとやっと実感している」と話し、前回も出演した他アーティストたちも「いい天気」と、うれしそうな声を上げた。
両日を通して、タニタブースでは歩数や縄跳びのチャレンジ、体組成計の測定が行われ、条件をクリアすることで同イベント特製のステッカーを配布。初日は夏日に迫る暑さとなり、木陰で涼を求める姿も見られた。一方、イベント特製シールを目当てに会場内を歩き回る人や縄跳びに挑戦する人も。予想を上回る参加に、2日目はバンアパステッカーも追加された。会場後方のシートエリアはベビーカーも入場できるため、幼い子どもと共に楽しむ親子の姿も多かった。
2日目、盟友のDOPING PANDAとバンアパによる「Mellow Fellow」が終わると、「また来年ここで会えますように」と一丁締めを行い、イタフェスの幕を閉じた。