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板橋で「SDGsフォーラム」 課題解決目指し企業・団体リアル連携の場に

58の企業・団体から92人が参加した(写真提供=板橋区政策企画課)

58の企業・団体から92人が参加した(写真提供=板橋区政策企画課)

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 「板橋区SDGsプラットフォーム」の説明や活用方法、区・企業・団体間の連携や交流を目的とした「第2回いたばしSDGsフォーラム」が9月5日、板橋区立ハイライフプラザいたばし(板橋区板橋1)で行われた。

板橋区SDGsプラットフォームについて、耳を傾ける参加者

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 「板橋区SDGsプラットフォーム」は、板橋区でSDGsに取り組む企業や団体がさまざまな課題の解決を目指して連携する場となることを目指している。企業・団体などはプラットフォームに「パートナー」として参加すると、ポータルサイト上で取り組みを発信したり、掲示板で交流したりすることができる。

 リアルで交流できる場として開かれた「いたばしSDGsフォーラム」は、今回で2回目。前半は、プラットフォームの活用の仕方やパートナーになるメリット・登録方法などを説明したほか、絵本のまちである板橋区と絵本ナビ(新宿区)の「小さな絵本館×こどもえほんだなプロジェクト」や、板橋区産業振興課、板橋区観光協会、板橋区福祉協議会のSDGsに関する取り組みなどについて発表した。

 後半は「SDGs未来想像ワークショップ」を実施。区内企業による好事例として森本鐵鋼産業(小茂根2)のSDGsの取り組みを紹介した後、普段感じている板橋区の課題や自社が板橋区でできることなど、ワークシートを用いながらテーブルごとに意見を交わした。

 参加したシグナライズ(大和町)の板谷春花社長は「既にSDGsに取り組んでいる企業の話を聞けて良かった。特に自分と同じ子育て世代の社員がどのように働いているのかという話は参考になる。ワークショップでは、さまざまな業種のいろいろな視点から板橋区の強みや望ましい姿を聞くことができて視野が広がった。自社のことだけでなく、他社と協業することを含めて考えていくと、より明るい板橋区にすることができるのではないかという会話が出た」と振り返る。

 同フォーラムの説明会とワークショップの冒頭部分は、板橋区広聴広報課ライブ配信用チャンネルでアーカイブ視聴できる。プラットフォームは9月3日から一部機能が公開され、パートナーのプレエントリーが始まった。9月20日15時~9月26日15時のメンテナンス期間を経て、9月26日15時に本公開する予定。

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