板橋・加賀の板橋区立東板橋体育館（板橋区加賀1）で11月10日・11日の2日間、「いたばし産業見本市～製造と加工技術展～」が開催される。

　光学産業をはじめ多数の実力企業が集まる都内でも有数の工業集積地である板橋区が、「ものづくりの板橋」をさらに盛り上げるために毎年開催している同イベントも今回で20回目。120以上のものづくり企業や団体が出展し、最新の製品や技術を展示する。

第20回を記念した特別展示エリアでは「いたばしの産業歴史紀行～夢そして未来へ」と題し、板橋に「ものづくりの精神」が宿ることが分かる風景や人物写真、製品などを展示する。

　会場では、企業・団体の展示エリアと、大学や研究機関が技術的研究成果などを紹介する「開発・研究エリア」、板橋製品技術大賞受賞製品などを紹介する「板橋区発　新製品・新技術展示エリア」、産業関連団体や支援機関の支援メニューなどを紹介する「企画展示エリア」など、テーマごとに展示ブースが並ぶ。

　セミナーやイベントも予定しており、区内の製造業に携わる若手経営者によるトークセッション「これまでとこれからの“ものづくり”を語る！」や、小説「下町ロケット」に登場する弁護士のモデルになったという鮫島正洋さんの講演なども行われる。

広報担当者は「優れた製品や技術の展示に加え、産学連携のネットワークを広げる『開発・研究エリア』、ビジネスに関する各種セミナー、『板橋製品技術大賞』受賞製品の展示、出展企業によるプレゼンテーションなどを実施する。新たなビジネス展開や製品づくりのヒントを見つけに来場してほしい」と話す。

　開催時間は10時～18時（11日は17時まで）。入場無料。事前入場登録やセミナー申し込みはホームページまで。