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板橋・西台の人気店「ラーメン二郎」が移転前の最終営業 常連客らでにぎわう

最終日の店内は常連でにぎわった

最終日の店内は常連でにぎわった

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 都営三田線西台駅にある「ラーメン二郎 西台駅前店」(板橋区蓮根3)が8月31日、現店舗での営業を終えた。

行列の絶えなかった最終営業日

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 同店は板橋区内で唯一の「ラーメン二郎」の直営店として2010年6月から営業してきたが、東日本大震災を機に都営三田線の高架橋脚の耐震補強工事が決まったことで、昨年から店舗の閉鎖を発表していた。予定していた6月の閉店は延長したものの、8月31日をもって現店舗での営業を終えることとなった。

 都営三田線が地上を走るエリアは全体的に高架橋脚の耐震工事が順次開始されることになっており、西台駅近くだけでなく志村三丁目駅周辺など高架下にある店舗は昨年から移転や閉鎖が続いていた。同店以外にも今日閉店となる店舗もあり、場所を移して営業する店舗とこれを機に閉店する店舗など今後の方向はさまざま。同店は仮店舗(板橋区蓮根3)で営業再開する予定だが、再開日は未定となっている。

 通常水曜は昼営業のみだったが、営業最終日ということで特別に夜の時間帯も店を開けて対応。カウンター13席の店内は終日満席状態だった。閉店を惜しんで集まった人で長い行列ができ、21時30分閉店の予定が1時間以上前に入店受付を終了することになった。

 食べ終えた常連客からは「普段から30~40分は並ぶが、今日は1時間以上並んでやっと食べられた。早く移転先で営業を再開してほしい」と閉店を惜しむ声が相次いだ。

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