板橋区立文化会館(板橋区大山東町)小ホールで2月26日、大東文化大学アカペラ同好会ハーモニーコリンによるアカペラライブ公演「ろぼっと」が開かれる。
同公演の作中にも登場し、キーパーソンとなる主人公「ろぼっと」。予告編動画にも登場している(写真)
同館による大学連携事業で、ハーモニーコリンによるアカペラライブ公演は2015年2月以来2年ぶりとなる。
同館事業課の藤江耕太郎さんによると、区内大学生の活動を広く知ってもらうための活動支援公演を同館で毎年主催し、「前回好評だったハーモニーコリンの若々しさとエネルギーあふれる歌声を今年のステージでまた披露してもらい、春に向けた活力を来場者に与えることができたら」と声を掛けたという。
映画監督ハーモニー・コリンさんの名前とアカペラのハーモニーを掛けて命名した同団体は結成14年目。毎年、新入生歓迎イベントや学園祭「大東祭」などの学内イベントのほか、他大学との合同イベントを年数回行い、夏と冬には学外での定期ライブを行うなど積極的に活動を展開している。結成当初は学内サークルだったが、参加人数の増加から大学側の薦めで2014年に同好会に昇格。昨年12月には部の認可を受けた。
今回の冬ライブ公演プロデュースチームの一人、2年生部員の加藤沙織さんによると、同好会名義のままライブを行うが、アカペラ部としては初の外部公演になるという。
加藤さんは「半年以上前から準備を進め、チーム内でライブテーマは当初の案から練り直した。外部審査を含むオーディションで出演するアカペラバンドを11組に厳選して、曲目もJポップやディズニーメドレーなど幅広い年代に楽しんでもらえるように構成した」と話す。
「PR面でもプロデューサーチーム内に映像係を設けて、ツイッターで予告編動画を配信した。構成・出演・撮影・編集のすべてを部員で行い、動画を複数用意するなど、ステージばかりでなく制作面でもいつも以上に気合が入っている」と意気込む。
14時開場、14時30分開演。定員は先着250人。入場無料。