女子プロサッカー「WEリーグ」日テレ・東京ヴェルディベレーザは9月29日、ホーム「味の素フィールド西が丘」(北区西が丘)でアルビレックス新潟レディースと対戦し、3-1で快勝した。入場者数は1319人。
花束を受け取るU-20女子ワールドカップ準優勝メンバー。土方麻耶選手(左)は得点ランキング2位となる大会5得点を記録した(写真提供=WE リーグ)
試合開始前、U-20女子ワールドカップで準優勝を収めた選手たちへ花束贈呈のセレモニーが行われた。試合は前半5分、右サイドから駆け上がった山本柚月選手がゴール前に放ったクロスに、相手DFが伸ばした足がかすりオウンゴールで先制。リズムに乗った日テレ・ベレーザは37分、U-20女子ワールドカップ(W杯)で活躍した土方麻耶選手からのパスを受けた北村菜々美選手のコースを狙ったシュートが決まり2‐0に。87分には、U-20W杯帰りの松永未夢(みゆ)選手が左サイドから持ち込んでゴール前に入れると、最後は青木夕菜(ゆな)選手が押し込んで駄目押しの3点目。これがWEリーグ初ゴールとなった青木選手は、16歳2カ月22日でWEリーグ史上最年少ゴールの記録を塗り替えた。後半アディショナルタイムに、アルビレックス新潟の山本結菜(ゆいな)選手のミドルシュートがゴール右隅に吸い込まれ、3-1で試合終了のホイッスルを迎えた。
試合後、史上最年少ゴールを決めた青木選手は「最年少ゴールを取れたことはすごくうれしいが、失点の部分ではもっと自分がボールに寄せることができていたらシュートを打たれなかったと思うし、3-1というスコアにもっと目を向けて、失点の部分は改善していかなければ」と振り返った。
次回のホームゲームは10月13日、マイナビ仙台レディースと対戦する。試合当日は「スポーツDAY」をテーマに、セパタクロー、フラッグフットボール、バレーボール、野球の4種目の競技が体験できる「マルチスポーツキャラバン」が開催される。17時キックオフ。