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大東文化大のゼミ生が高島平団地を視察 産学連携プロジェクトの一環で

日本最大の規模を誇る高島平団地

日本最大の規模を誇る高島平団地

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 大東文化大学社会学部准教授・飯塚(めしつか)裕介さんとゼミ生が7月5日、産学連携プロジェクトのワークショップの一環で高島平団地を視察した。当日は、UR都市機構、URリンケージの担当者が案内した。

学生に感想を聞く飯塚さん

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 前回のワークショップは同大の教室行ったが、高島平の特徴を確かめるため、今回は街に足を運んでワークショップを行った。

 視察場所は同団地内の農園や商店街の他、長期にわたり利用されていない、または、利用頻度が少なく今後の利活用が検討される場所など。居宅としてUR都市機構が無印良品(豊島区)と取り組む団地リノベーション物件「MUJI×UR」内も視察した。

 視察後、ゼミ生の村上里奈さんは「高島平に大人数でダンスができるスタジオやステージがあるとうれしい」と話す。村上さんはダンスサークルに在籍していた時、東松山キャンパスの教室や周辺のスタジオでレッスンしていたという。「板橋キャンパス周辺でもレッスンができれば、講義後に参加しやすい」と同ゼミ生の安斉朋香さんも意見に賛同した。

 帯同したトヨタモビリティ東京の村田さんは「視察中は、私たちには考えつかないような発想を学生たちから聞くことができた」と振り返る。「教室と違い、学生たちも緊張がほぐれていた様子だった」とも。

 同ゼミでは今後、模型を使っての意見交換や学生だけの会議を行うなどして、年末に向けてプロジェクトの企画提案の準備を進めていく予定。

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