上板橋北口商店街振興組合が主催したイベント「ピカちゃんの夏まつり2024」が7月7日、平和公園(板橋区常盤台4)で開催された。最高気温36度を超える暑さの中、3000人以上が来場し、にぎわいを見せた。
同商店街のメインキャラクター「ピカちゃん」から名前を取り、形態を変えながら今年で20回目となる同イベント。ステージでは、フラダンスショーやスタジオCheerBellによるチアダンスなどが行われた。フラダンスショーを行ったレイフルマモフラスタジオの木村朋佳さんは「コロナ禍で祭りが中止になったり、縮小されたりが続いていたが、やっとにぎわいが戻り、多くの人に見てもらえてうれしい」と話す。
暑さの中、かき氷店には長い列ができた。健康チェックブースでは、イムス記念病院による骨密度測定、血糖値検査などが行われ、子どもの体験ブースでは、輪投げやヨーヨー、ボッチャの体験などが行われた。教育科学館主催のサイエンスショーでは、液体窒素を使った実験でカーネーションや雑巾が一瞬で凍り、子どもたちから歓声が上がった。
午後には「いたばしプロレス」の試合が行われ、上板橋商店街に本拠を置くいたばし印刷公式レスラー「いたばし印刷マン」、上板橋北口商店街公式レスラー「キューティー・ピカちゃん」「グレート・ピカちゃん」の登場に会場は盛り上がりを見せた。
実行委員の小野塚潤さんは「ピカちゃんの夏まつりは地域密着の大切なイベント。今後も先人たちの思いを引き継ぎながら、地域の皆さんが楽しめるイベントを提供していきたい」と意気込む。