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「いたばしさんぽ」でSDGsを身近に 志村小で先行体験

協力してサイコロを動かす子どもたち

協力してサイコロを動かす子どもたち

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 板橋区立志村小学校(板橋区志村2)の5年生児童が2月29日、SDGsボードゲーム「いたばしさんぽ」を体験した。

石塚計画デザイン共同代表の千葉晋也さんと、絵本作家の三浦太郎さん

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 「いたばしさんぽ」は、区内だけではなく、さまざまな関係機関によって今年完成した板橋区独自のボードゲーム。

当日、児童に「いたばしさんぽ」の遊び方を指導したのは、企画と編集を担当した「石塚計画デザイン」共同代表の千葉晋也さん。特別ゲストとして、盤面の作画を担当した絵本作家の三浦太郎さんも来校した。

 「いたばしさんぽ」の盤面には、板橋区の花「ニリンソウ」やいたばし花火大会、赤塚城址(じょうし)などの名物や名所がデザインされている。

体験した児童たちからは「ニリンソウが板橋区の花だと初めて知った。ニリンソウがあるならイチリンソウ、サンリンソウはないのか」「なじみのなかったSDGsが身近にあると感じた」などの声が聞かれた。

授業後、三浦さんは「絵の持っている明るさや幸せな感じを表現したかった。子どもたちが楽しそうに遊んでくれて満足している」と振り返る。

「いたばしさんぽ」は区のホームページからのダウンロードできるほか、今後は裏面が盤面となるリーフレットも制作するという。

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