板橋区立成増アートギャラリー(板橋区成増3)で8月4日、「ボローニャ・ブックフェアinいたばし~世界の絵本展~」が開かれる。
1993年に始まり今年で26回目を迎える同展。北イタリアのボローニャ市で毎年春に行われる児童書専門の見本市「ボローニャ児童図書展(ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア)」に出品され、ボローニャ・ブックフェア事務局から今年板橋区に寄贈された41カ国162冊の児童書などを展示する。
会場では、ブックデザインとして優れた児童書に贈られる「ボローニャ・ラガッツィ賞」の今年の入選作品も展示。日本語、英語、イタリア語、アラビア語など多言語による読み聞かせを日替わりで行う「世界の絵本おはなし会」(15時30分~)、東京・神保町にある子どもの本専門店「ブックハウスカフェ」の協力で、「いたばし国際絵本翻訳大賞」受賞作品の絵本や、仕掛け絵本などの販売も行う。
「写真絵本の世界」と題し、コラージュなどの技法で写真を使った絵本を紹介する企画展示を同時開催し、工作コーナーでは自分だけのオリジナル写真絵本を作ることができる。
初日の4日は「第24回 いたばし国際絵本翻訳大賞」授賞式(11時~)を行い、期間中、今回の受賞作品やこれまでの課題絵本、出版された大賞受賞作品も展示する。
開場時間は9時~19時(4日は11時開場)。入場無料。8月12日まで。