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板橋宿不動通り商店街で恒例のプロレス大会 はやて選手のバースデーサプライズも

53歳になったばかりのはやて選手も大活躍

53歳になったばかりのはやて選手も大活躍

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 板橋宿不動通り商店街振興組合が12月23日、恒例となった歳末の「ラッピーフェスティバル」を板橋三丁目縁宿広場で開き、いたばしプロレスリング(いたプロ)の試合も行われた。

いたばし不動ッピーら選手たちと一緒にお菓子をばらまいた松山さん

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 板橋宿不動通り商店街は、旧中山道第1の宿場町として栄えた板橋宿の中ほどに位置し、室町時代に創建したとされる観明寺をはじめ、大正時代にはすでに商店が立ち並ぶ専門店街としてにぎわいを見せていた歴史がある。

 同商店街のマスコットキャラクター「ラッピー」の名前を冠した商店街恒例イベント「ラッピーフェスティバル」は今年で23年目を迎えるが、当初は年1回夏にだけ行っていた。2015年から夏・冬と年2回開催するようになり、いたプロの板橋宿不動通り商店街大会は恒例の出し物となっている。昨年7月の同イベントで行われた大会で、ラッピーをモチーフにした覆面レスラー・いたばし不動ッピー選手が商店街・町会公認レスラーで構成される「いたプロヒーローズ」の一人としてでデビューした。

 今回は全3試合が行われ、第1試合はジャーマンスープレックスホールドでウルフ智也選手が鈴木心選手を下し、第2試合ではイタバシマスク選手が来場した子どもたちとの協力プレーや一進一退の攻防を見せた後に対戦相手のアグー選手を得意のイタバシクラッチで丸め込んで勝利した。

 いたばし不動ッピー選手はメインイベントの6人タッグマッチに出場し、いたばしプロレスリング代表のはやて選手とこまち選手の東北新幹線コンビをパートナーに、バッファロー&SAGAT&中里哲也選手組と対戦。ファンからの「不動ッピー」との声援に無防備に反応してしまう習性を悪用された攻撃に苦戦するも、はやて・こまち両選手の空中技を駆使した援護を受け、最後はコーナーポスト最上段からの必殺技・不動ッピードロップで中里選手から3カウントを奪って勝利を飾った。

 メインイベント終了後のリング上では、12月19日に53歳の誕生日を迎えたはやて選手にサプライズでバースデーケーキがプレゼントされた。その後、同商店街振興組合の代表理事・松山浩哉さんもリングに上がってサンタクロースや選手たちと共に来場者へクリスマスプレゼントのお菓子をばらまいた。

 同商店街で毎月第3日曜に開かれている朝市でも、いたプロの選手たちが餅つきに参加するなど協力関係にある。松山さんは「歴史ある商店街も再開発や老舗の銭湯の廃業などで景観は変わってしまったが、地域に開かれた活気ある商店街として、イベントなどを通じて昔のようなにぎわいを取り戻していけたら」と話す。

 いたプロの試合終了後も、模擬店での買い物や食事、クリスマス歳末セールで手にした抽選券を持参しての大抽選会などで会場はにぎわった。

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