板橋区役所本庁舎(板橋区板橋2)の区民イベントスペースとギャラリーモールで現在、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会機運醸成展示「Road to TOKYO ~2020年、そしてその先の未来へ~」が行われている。
展示初日のオープニングセレモニーには、野老朝雄さん(写真右端)もパラリンピック出場経験選手と共にゲスト参加
東京2020大会開幕まで3年を切り、会場内のブース壁面にはオリンピック・パラリンピックの各大会エンブレムと共に開会までの残り日数を表示し、過去大会のハイライトシーン映像を放映する特設ブースを設置している。同大会で実施される全てのオリンピック競技・パラリンピック競技の紹介パネルのほか、板橋区スポーツ大使を務めた女子レスリングの吉田沙保里選手や、板橋区在住の女子柔道・山部佳苗選手とトライアスロン・木村潤平選手の、リオ大会で活躍した同区ゆかりの3選手の等身大パネルも展示している。
展示初日の9月4日には会場内でオープニングセレモニーが行われ、木村潤平選手、北京2008パラリンピックのアーチェリー銀メダリスト・神谷千恵子選手、東京2020大会エンブレム制作者で東京造形大学客員教授・野老朝雄(ところ・あさお)さんがゲスト参加した。
野老さんは板橋区立の小学校・中学校の卒業生。東京造形大学デザイン学科で建築を学んだ後の2001年から独学で紋様制作に取り組み、美術・建築・デザインの領域で広く活動を展開している。今回、「組市松紋」エンブレムをモチーフにしたパズルが展示され、2016年4月の大会エンブレム発表時に話題となった「オリンピックエンブレムとパラリンピックエンブレムがそれぞれ同じ数の、3種類の四角形でできている」ことを体感しながら遊ぶことができる。
展示時間は、9時00分~17時。入場無料。9月22日まで(閉庁日を除く)。赤塚支所1階ギャラリーでも9月25日~10月6日に一部を除いて同様の展示を行う。