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板橋のプロバスケットボールチーム「東京エクセレンス」、試合前にエコ活動

小豆沢体育館の周りでゴミ拾いを行うエコ活動参加者

小豆沢体育館の周りでゴミ拾いを行うエコ活動参加者

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 板橋区立小豆沢体育館で4月7日・8日、プロバスケットボールB2リーグ第26節「東京エクセレンスvs西宮ストークス戦」の試合前に、会場周辺のごみを拾うエコ活動が行われた。

エコ活動終了後に集めたごみを囲んで集合写真

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 チームカラーが共に緑であることから、「グリーンマッチ」と銘打っている両チームの対戦。「グリーン=エコ」をキーワードとして前回の対戦時にも同活動を行った。

 同活動は、「きれいな街は、人の心もきれいにする」をコンセプトに国内外でごみ拾い活動を実施する団体グリーンバードとのコラボレーション企画。「エコ活動チケット」を事前に購入した参加者が、試合開始よりも早く会場に集合して会場周辺のごみ拾いを行った。

 今後は「グリーンマッチ」の日に限らずエコ活動を行い、同チームと、湘南・江の島で継続的に清掃活動を行っている団体「海さくら」、「日本財団」の3団体共同で企画を進める予定。同じような取り組みはすでにJリーグのチームなどでも行われているが、バスケットボールチームでは初の試みとなる。

 同チームの企画担当者は「もともと海をきれいにしたいという思いから、各団体で取り組みが始まっていた。その活動の中で、海にあるごみのほとんどは陸から出たものということが分かり、チームとしても陸のごみ対策に取り組むことでエコ活動に参加できればということになった」と話す。

 当日はちょうど桜の満開時期と重なったこともあり、近くの公園には花見客が置いていったと思われる段ボールなどの大きなごみも。

 同担当者は「海のごみでも多いのがタバコのフィルターごみ。それは体育館の近くでも同じ。地域に貢献しながらエコ活動をすることで、もっと広い範囲でのエコにもつながる」と話す。

 普段から、地域との関わりを積極的に持ってきた同チーム。来期のB2ライセンスが不交付になるという残念なニュースもあったが、同活動参加者の一人は「これからもずっと板橋区のチームでいてほしい。ライセンス交付に向けて区がアリーナを設置し、地元のプロチームとして盛り上げてほしい。それを地域一丸となって応援し続けたい」と期待を寄せた。

 今期の残りホームゲームは、29日・30日のバンビシャス奈良戦の2戦となる。

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