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教育科学館で「いたばしじゆう研究作品展」 研究背景も見える化

最優秀賞「割れた磁石復活大作戦!」

最優秀賞「割れた磁石復活大作戦!」

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 板橋区立教育科学館(板橋区常盤台4)で現在、企画展「第13回いたばしじゆう研究作品展」が開かれている。

優秀賞「スマホVSトイレどっちがきたない!?」

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 同展は、全171作品(小学生164作品、中学生7作)の応募があった「いたばしじゆう研究コンテスト」で賞を受賞した17作品を展示している。最優秀賞は小学4年生の佐藤穂実さんの「割れた磁石復活大作戦!」、優秀賞に小学4年生の伊平大祐さんの「スマホVSトイレどっちがきたない!?」が選ばれた。

 同展では、ただ作品を展示するのではなく「背景まで展示する」のが特徴。研究に取り組むきっかけとなった興味関心、日常生活の中での気づき、周囲の人との関わりなど、作品の裏側にある見えにくい要素までを可視化している。会場では、受賞作品ごとに1ブースを設置。研究成果に加え、調査に用いた資料や参考文献、本人や保護者、教員へのインタビュー映像、等身大パネルなどを並べる。研究が生まれた環境や評価理由も紹介している。

 同館広報の尾形栞さんは「受賞作品の背景にある工夫や思いを見える化し、研究者の『自由』な発想と探究の姿を紹介している。興味や出合い、試行錯誤や挑戦など、普段は見えない自由研究の裏側に迫り、作品が生まれるまでの道のりをたどれる展覧会になっている。ぜひ
 新しい発見を楽しんでいただければ」と来館を呼びかける。

 開館時間は9時~16時30分(地下展示室は16時まで)。月曜休館。入館無料。1月11日まで。

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