
日本大学医学部附属看護専門学校(板橋区大谷口上町)で4月26日、戴帽式が行われた。
キャンドルの灯をともし、ナイチンゲール誓詞を唱和(写真提供=日本大学医学部)
戴帽式は、看護師を目指す学生たちが臨地実習を前に、専門職としての自覚と責任を新たにし、その証しとしてナースキャップを授与する式典。
今回の式典の対象は、第60期生となる2年生35人。照明が落とされた講堂に、ナイチンゲール像に携えたキャンドルの灯がともる厳かな雰囲気の中、教員から順番に、女子はナースキャップ、男子はポケットチーフを授かった後、像のキャンドルから自らのキャンドルへと灯を移していった。全員がキャンドルの灯を手にすると、ナイチンゲール誓詞を唱和し、看護師への決意を新たにした。
式典には、学校関係者や来賓、保護者が出席し、学生たちの新たな門出を祝福。大島猛史校長から「患者に寄り添い、信頼される看護師を目指してほしい」と激励の言葉が贈られた。
戴帽生宣誓では、戴帽生代表が「憧れのナースキャップを戴き、期待と責任に身が引き締まる思いがする。今までの学びを元に自覚と責任を持って実習に挑んでいきたい」と意気込みを見せた。