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上板橋第二中で「書き初め」の授業 大東文化大の講師・学生が指南

体育館で行われた「書き初め」の特別授業

体育館で行われた「書き初め」の特別授業

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 上板橋第二中学校(板橋区向原3)で12月20日、大東文化大学(高島平1)の講師や学生による「書き初め」の授業が行われた。

講師から直接「書き初め」の添削が行われた

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 区と同大は2015(平成27)年に「大東文化大学と板橋区教育委員会との連携による協定」を締結しており、教員を目指す学生が学習支援のボランティアとして区内小中学校の指導をサポートする事業や同大留学生の防災訓練などを行ってきた。「書き初め」の指導は同大教育ブランドの一つ「書」による地域連携事業として始まり、今回で5回目となる。

 当日は体育館で7年生、8年生に時間を分けて「書き初め」の授業を行った。書写をする上での心構えや姿勢などの説明で始まり、同大書道研究室の河崎鵬堂さんによる模範揮毫(きごう)が行われた。河崎さんは「姿勢を正しく、筆を立てて、『いい字を書こう』と意気込みすぎると筋肉が固まってしまうので力を抜いて」とアドバイスした。児童らは、書き上げた書の添削を同大講師やスタッフから直接受けた。学生も児童が書いている所を回り、「バランスがいいね」「墨をもっとつけてみたら」などのアドバイスを送っていた。

 同校の宮田正博校長は「専門家から直接指導を受けられるので、児童も集中して取り組んでいた。大学の講師や学生と交流する機会はなかなかないので、児童たちのキャリア教育という点でもいい取り組みだと思う」と話す。

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