板橋経済新聞の2024年年間PV（ページビュー）ランキング1位は、イトーヨーカドー上板橋店の閉店を伝える記事だった。

　ランキングは、今年1月1日から12月12日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り（カッコ内は掲載日）。

1. 「イトーヨーカドー上板橋店」が閉店　52年の歴史に幕（9/30）

2. 芥川製菓板橋工場で恒例「チョコレートアウトレット」　初日は行列も（3/1）

3. メガドンキ成増店に「バーガーキング」　全国222店舗目（4/9）

4. 大山・板橋交通公園横にパンとお菓子の店「ベイケフィー」（5/27）

5. 志村坂上にハワイアンカフェ・レストラン「コナズ珈琲」　板橋区初出店（10/22）

6. 陸自練馬駐屯地の連隊が歩行移動訓練　大規模地震想定し板橋区役所経由（3/12）

7. ヤマダデンキ、セブンタウン小豆沢に移転　初日は8000人が来店（7/12）

8. 大山の「プリンのプププ」、食べ歩きができる新商品「プリンパン」販売開始（4/8）

9. ハッピーロード大山と大分県中津市が協定締結　とれたて村で名産品を販売（5/28）

10. 浮間公園で「花と光のムーブメント」　チューリップ2万球をライトアップ（3/27）

　1位の記事は、イトーヨーカドー上板橋店の閉店を、閉店の瞬間の様子と共に伝えたもの。同店は1972（昭和47）年の開業から長く地元住民に親しまれていた店とあって大きな注目を集め、最終日のセレモニーは行わないと発表されていたにもかかわらず、300人ほどが集まって閉店の瞬間を見守った。

　2位の芥川製菓板橋工場のチョコレートアウトレットは、毎年恒例の人気イベント。その様子を伝えたこの記事は上半期PVランキングでは1位だった。

　3～5位には飲食店のオープン記事が並んだ。5位の「コナズ珈琲（コーヒー）」は東京23区内で2店舗目という目新しさもあり、10月後半の配信にもかかわらず上位にランクイン。オープンからしばらくは行列ができるなど、注目の人気店となった。

　7位は「ヤマダデンキ テックランド セブンタウン小豆沢店」の移転オープンを伝える記事。今年の年間ランキングは、開店や閉店など店の動向を伝える記事が多く入る結果となった

　板橋経済新聞の運営は今年2月、マム・スマイルグルームが引き継ぎ定期配信を再開した。来年も、「まちの記録係」として、変化する板橋のまちの動きを伝えていきたい。