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新高島平のイベント収益金を能登半島へ UR都市機構から板橋区へ義援金

板橋区役所の屋上広場で義援金が手渡された

板橋区役所の屋上広場で義援金が手渡された

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 高島平団地で賃貸経営を行うUR都市機構が8月22日、8月3日・4日に新高島平ファミリー名店街(板橋区高島平3)で開催された「サマーフェスインファミリー」の模擬店収益金を義援金として、板橋区まちづくり推進室・高島平まちづくり推進課へ贈呈した。

UR都市機構(左)と板橋区高島平まちづくり推進課の皆さん

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 義援金は、板橋区から日本赤十字を通じ、能登半島地震の被災地生活支援に役立てられる。

 同社高島平再生事務所・企画調整課課長の上田貴靖(たかのぶ)さんは「商店会からの要請でサマーフェスに参加させてもらった。前回のお祭りから出店を始め、元々は無料配布という形だった」と話し、「板橋区が義援金の募集を行っていることを区の広報媒体で知った。地域の皆さんの気持ちを被災地に届ける形として、今年は有料で販売させてもらった」と続ける。

 同社はイベントでポップコーンとかき氷を販売していたが、販売による売り上げが義援金となることを知った来場客が「ぜひ役立ててほしい」と義援金を直接渡しに来たエピソードも披露した。

 高島平まちづくり推進課長の佐伯和宏さんは「板橋区と石川県金沢市は友好都市協定を結んでいる。義援金の提供先として選んでいただけたことに縁を感じる。大変ありがたい」と話す。

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