板橋区の夏の三大祭りの一つ「成増阿波おどり大会」が8月1日、東武東上線・成増駅南口の各商店街と北口のアクトイベント広場で行われた。

BRIDGE LINE.EXEのエキシビションゲーム

　毎年8月第1木曜に開催する同大会。今年は15連約500人が阿波踊りを披露した。アクトイベント広場が会場となった輪踊り演舞場では、成増をホームタウンとするプロバスケットボールチーム「BRIDGE LINE.EXE」による3×3のエキシビションゲームを皮切りに、地元「成増連」や、高円寺阿波おどり協会からも3連が参加し会場を盛り上げた。

　BRIDGE LINE.EXE代表の須田義龍さんは「成増を盛り上げる新たな取り組みの一つとして、昨年からわれわれプロバスケットボールチームも出演している。オリンピックで正式種目になっている3×3を通じて、未来ある子どもたちの憧れになるようなチームになれたらと思い活動している」と話す。「板橋区を代表する大きな夏祭りで、阿波（あわ）踊りという幻想的かつ古き良き日本の歴史を大切に後世に残していきたい」とも。

　各連は、成増駅南口ではロータリーをスタート地点とする第1会場から、成増スキップ村商店街、成増すずらん通り商店街、成増南商店街を通り第3会場に至る最長約300メートルのコースを、17時30分から21時ごろまで練り歩いた。母親と姉妹で訪れていた近所に住む小学生は「毎年来ていて、今年もとても楽しかった。『藤連』の衣装がすてきだった」と話していた。