都営三田線高島平駅北側にある高島平商店会(板橋区高島平8)で9月25日、「はじめてのおつかいin高島平商店会~みんなでつくろう笑顔のまち~」が開かれた。
主催は東京青年会議所板橋区委員会。同商店会、高島平8丁目町会、東京家政大学が協力し、ボランティアを含む約70人のスタッフで実施。開会式には板橋区長や高島平商店会のヒーロー・高島ライダーも訪れた。
お使い先として協力したのは、「クッキーハウスCosmos(コスモス)」「まぐろの大将」「カントウ電器」「居酒屋ウィング」の4店。
本部兼「基地」となったコミュニティースペース「time spot(タイムスポット)」で親子が受け付けをし、子どもたちが順番に「はじめてのおつかい」に出発。クッキー、マグロの串焼き、電池、焼き鳥などを購入した。保護者らは会場に用意されたパソコンのモニターで、付き添うスタッフのスマートフォンから送られてくるライブ映像を熱心に見ていた。
買い物を終えてゴールした子どもたちは、出迎えた保護者らから紙で作られたメダルを掛けてもらい、満足げな顔つきになっていた。参加した園児の母親は「今まで一緒に買い物に行ったことはあるが、子どもだけでの買い物は初めて。最初は申し込むことに不安だったが、幼稚園の友達と一緒ならと参加した。楽しそうな様子が見られてよかった」と笑顔を見せた。
今回は地元の園児など4~6歳の子どもたちと保護者、42組66人が参加。17時過ぎには無事に終了し、多くの親子が楽しそうに帰路に就いた。