NPO法人コミュニティビジネスサポートセンターは9月17日、大東文化大学板橋キャンパス(板橋区高島平1)中央棟1階多目的ホールでシンポジウム「いくつになっても挑戦できる~地域を元気にする”しごと”」を開催する。
板橋区では、シニア世代およびその予備軍である50歳以上の現役世代が、地域の課題をビジネスの手法を用いて解決するコミュニティービジネスを通じて、意欲的な創業・就労により、年金プラスアルファの収入を得て豊かな高齢期を過ごすとともに、地域社会において活躍していくことを目的に「シニア世代コミュニティビジネス推進事業」を展開。同シンポジウムはその一環として開かれる。
第1部となる基調講演では、公益財団法人さわやか福祉財団の堀田力さんが「自分を生かして地域に貢献 ~これからの時代のシニアの生き方~」をテーマに登壇。堀田さんは東京地検特捜部検事としてロッキード事件捜査を担当し、退官後に法律事務所や福祉推進センター開設(2010年4月に公益財団法人化)。現在は、さわやか福祉財団会長として全国各地でボランティアの支援活動を精力的に展開している。
第2部のパネルディスカッションでは、堀田さんをコメンテーターに、小澤浩さん(NPO法人ユーアイネット柏原代表理事)、竹内ひで子さん(NPO法人ひなげし理事長)が登壇。永沢映さん(NPO法人コミュニティビジネスサポートセンター代表理事)をコーディネーターに、シニア世代が豊かな高齢期を過ごし地域社会で活躍するための方策について意見交換を予定する。
開催時間は14時~16時。同事業対象となる50歳以上の板橋区在住・在勤の人を対象とするが、50歳未満の区外在住者も入場可能。
参加無料。要事前申し込み。9月16日17時まで、メールとファクス(FAX 03-3572-2309)で受け付ける。定員は先着100人。