板橋・前野町に「起業支援を応援する」がコンセプトのシェアハウスがオープンし、9月から入居が始まっている。
「ベンチャーを目指す若い人たちをバックアップしたい」というオーナーが始めたシェアハウスは、1階にスーパーカーが並び、2階にはミラーボールも設置されたカフェスペースがある少し風変わりな物件。
中古車販売も手掛けているオーナーが駐車場を探していた時に、たまたま出合った同物件。この偶然の出合いからシェアハウスを始めることになったという。「最初は駐車場を探していた。それがこの場所を見に来たら、タクシー会社の寮として使われていた建物の2階と3階も空いていると言う。それならば一緒に借りてしまおうかと。ここを利用して何かしようと思った時に、シェアハウスを思いついた」と話すオーナーは、もともと若者のベンチャーを応援したいという思いがあったという。
「何らかの形で若い人の起業支援をしたいとずっと思っていた。なので、このシェアハウスでいろいろなチャレンジをしてくれる人の役に立ちたい。新しいことを始めたい人たちが集まれば、それぞれの能力を掛け合わせて、もっとすごい何かを生み出してくれるのでは」と期待を込める。
3階が住居になっており、1、2階が共有スペース。9月中には、カフェとしての営業も始める予定だ。カフェの営業時間以外は入居者が自由に使える。「仕事にもパーティーにも使えるようにと思って内装にこだわっていたら、予定よりだいぶ豪華な共有スペースになってしまった」とオーナーは笑う。「入居者の独立を応援しながら、一緒にやれることがあれば協力して何かやるのも面白いと思う。入居者と一緒に、シェアハウスやカフェも育っていけるような場所にしていきたい」と目を輝かせる。
部屋は4室で、家賃は4万8,000円~(初月は1,000円)。空室情報については公式サイトで要確認。