大山の日本茶専門店「大山園」(板橋区大山町)が5月22日にリニューアルオープンする。
1951(昭和26)年に創業した同店。日本茶を中心に、普段使いから贈答用まで幅広い商品を取り扱い、地元住民をはじめ多くの客に利用されてきた。
今回のリニューアルは、建物の老朽化に伴う建て替えによるもの。3代目店主の小原宜義(のぶよし)さんは「もうここで区切りをつけてもいいのでは」「他で働いた方がいいのでは」と廃業も考えたが、今年が75周年を迎える節目であることや、顧客からの温かい声もあり、「とことん頑張ろう」とリニューアルを決断。3月23日にいったん営業を終了し、現在は旧店舗から徒歩1~2分の場所で新店舗の改装工事を進めている。
小原さんは「ここまで続けてこられたのは、地域の皆さまのおかげ。場所は変わるが、また皆さまに気軽に立ち寄っていただける店を目指している。何気ない一杯で、ホッとできる時間をお届けできたらうれしい」と話す。
クラウドファンディング(CF)で5月11日まで、協力を呼びかけている。集まった資金は移転費用に充てる。リターンには、新茶「大山園スペシャルブレンド」を中心に、喫茶スペースで人気だった夏季限定「お茶屋のかき氷」の新メニュー先行体験などを用意。新店舗では、全国茶審査技術競技大会で全国2位となった経験を生かし、お茶のいれ方教室や試飲会なども開いていく予定だという。