板橋区を拠点に活動するチアリーディングチーム「YOCS All Star Cheer STARS Crystal GOLD」が4月、米フロリダ州オーランドで開催される世界大会「THE SUMMIT CHAMPIONSHIP 2026」へ出場する。
同チームは小学生~高校生の約50人が所属。地域イベントや大会で経験を重ね、昨年11月に行われた国内大会「JAMfest JAPAN vol.23 in TOKYO」で部門優勝し、世界大会への切符をつかんだ。併せて、全出場チームの中で最高得点を記録したチームに贈られる「グランドチャンピオン」も初めて獲得した。
世界大会への挑戦は2年連続、通算4回目。チームコーチの折原裕子さんは、これまでの歩みについて、「3回目の挑戦となる昨年の世界大会では、セミファイナル敗退。技術だけではどうにもならない、心の部分に大きな課題を抱え、最後まで『ONE TEAMとは何か』に悩み続けた。目標とかけ離れた結果に悔し涙を流した」と振り返る。「その悔しさを原点に、今シーズンはゼロからの再出発を決意。練習内容やチームの在り方を見直し、選手だけでなく保護者も一丸となって取り組んだ結果が国内大会の快挙につながった」と話す。
世界大会には、選手17人とコーチ3人の計20人が渡米予定。渡航費は1人当たり約80万円、総額1,500万円を超える見込みとなり、保護者への負担は大きい。「地域から世界へ挑戦する子どもたちの姿」を広く知ってもらうことを目的に、現在、渡航費の支援をクラウドファンディングで呼びかけている。
折原さんは「(チームは)チアリーディングを通じて、子どもたちの心と体の成長を支えたいとの思いから10年前に発足。今年4月には創立10周年という節目を迎える。これまで関わってくださった全ての方への感謝を胸に、渡米までの残り3カ月を大切に過ごしたい。夢に向かって全力で奮闘している子どもたちに、温かい声援をお願いできれば」と話す。