板橋区にプレーパークを作ることを目指す団体「あそびの根っこ」が11月24日、東板橋公園(板橋区板橋3)で開催される「zooパークフェスタ」で、キックオフ企画としてプレーパーク体験ブースを初出店する。
同団体は、子どもが「自分の責任で自由に遊ぶ」ことをモットーにしたプレーパークの設立を目指して7月に設立された。プレーパークとは、既存の公園遊具遊びではなく、遊具は設けず、子どもが発想を広げて自由に遊べる遊び場。例えば、たき火、木登り、泥遊びなど、子どもの「やってみたい」を肯定し、禁止するのではなく挑戦を応援する場所。大人は指示するのではなく、見守る立場に徹するのが特徴。
板橋区には常設のプレーパークがない。同団体代表の笠松みんこさんは「私の子どもが小さい頃は、他の区のプレーパークでよく遊んでいた。子どももすごく楽しそうだったので、板橋区にもあればいいのにと、調べたがなかった。小さいことからでも始めてみようと思い、知り合いや、子どもの遊び場作りに興味ある方に連絡を取るなどして進めていった」と話す。
当日は、玉転がしや落ち葉プール、段ボール遊びなど子どもが自由に遊ぶことができるようにする。笠松さんは「プレーパークは『生きる力を育む』と言われている。思い通りにいかない経験や、小さな失敗を重ねながら工夫したり、考えたりする力を育てられると思う。ぜひ、『自由に遊ぶって、こんなに楽しいんだ』を体験してもらえれば」と呼びかける。
開催時間は10時~15時30分(12時~13時は休憩)。参加無料。雨天中止。