
駅名に「板橋」が含まれる8つの駅と、区内の3施設を巡る「7つの『板橋駅』+1スタンプラリー エリア拡大完結版」が現在、行われている。東武鉄道、JR東日本、東京都交通局、小田急箱根の鉄道4社と板橋区の共催。
板橋駅を巡るスタンプラリーはこれまでに2回開催しているが、今回はエリアを拡大した「完結版」として実施。板橋区外で、日本で唯一「板橋」が駅名に入る箱根登山線「箱根板橋」(神奈川県小田原市)が初めて参加する。
スタンプの設置場所は、板橋区内の7つの板橋駅(下板橋駅、中板橋駅、上板橋駅、板橋駅、新板橋駅、板橋区役所前駅、板橋本町駅)と箱根板橋駅、池袋駅(豊島区)、巣鴨駅(文京区)の10駅と、城北交通公園(坂下2)、植村冒険館(加賀1)、中央図書館(常盤台4)の3施設。7つの板橋駅のスタンプは駅係員と区職員による手作りで、電車や対象施設をデザインしている。「業者に依頼したのは印刷だけ」というほど、台紙のデザインやテキスト、写真撮影なども全て駅係員と区職員が手がけた。
台紙のデザインにも関わった下板橋駅助役の末長文仁さんは「同じ地名を含む駅名がこれだけ密集しているのは貴重。今回は都外も含む広範囲で行うため、ほかの地域の方にも板橋に興味を持ってもらえるチャンス。これを機に、スタンプ設置場所以外にも、区内のいろいろなところに立ち寄ってもらえたら」と参加を呼びかける。
台紙は、8カ所の板橋駅と3施設で配布。集めるスタンプ数や種類に応じて、「板橋完全制覇賞」「7つの板橋駅制覇賞」「JR3駅制覇賞」「箱根板橋よくきたで賞」の4つの賞を用意し、鉄道各社や板橋区のオリジナルグッズを進呈する。板橋区内1つ以上と箱根板橋駅の合計2個以上のスタンプを集めると、オリジナルグッズのほか、箱根強羅公園招待券も進呈(招待券は先着100人)。
城北交通公園内の交通資料館ではスタンプラリー開催期間中、「現在活躍中の電車」「かつて活躍した電車」の写真、鉄道おもちゃの特別展示も行う。
スタンプ提供は11月3日まで。景品はなくなり次第終了。