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「板橋Cityマラソン」に7000人 ファミリーラン新設で親子参加者増

雨の中スタートする参加選手

雨の中スタートする参加選手

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 荒川河川敷に設定された日本陸連公認・世界陸連(WA)認証コースで3月16日、「2025板橋Cityマラソン」が開かれた。

荒川河川敷内特設会場前、「マラソンの部」スタートの様子

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 同大会は前回大会よりワールドコンペディション(WRk)の対象大会になったことから、海外からのランナーも参加し大会を盛り上げた。今年からファミリーランの部1キロも新設ひ、5キロ、ジュニア3キロ、車いす1キロと合わせて4種のサブ競技が開催された。

 同大会は市民参加型のマラソン大会で、制限時間が7時間と長く設定されているため、完走率は全国トップクラスとなる96%以上。今年は約7000人が参加した。

 ランナーは、板橋区舟渡三丁目先の荒川河川敷内特設会場前をスタートし、荒川大橋付近で折り返し、同地点に戻るまでの42.195キロメートルの道のりを走る。当日の天候は雨だった。「冷たい雨と強い北風で、雪が降るのではないかと思うほどの寒さ。記憶に残る大会だった」というランナーの声も聞かれた。

 昨年大会に引き続き、ゲストとして、世界選手権やオリンピックで活躍した土佐礼子さん(三井住友海上女子陸上競技部アドバイザー)がスタート地点での応援に駆け付け、ランニングアドバイザーの三津家貴也さん、ランニングモデルの志村美希さんがゲストランナーとして参加者と共に走り、大会を盛り上げた。

 コース横の野球場ではイベントコーナーも設け、キッズコーナーや飲食ブースなどが並び、会場に訪れた人を楽しませた。

 マラソン種目での「陸連登録の部」は、竹澤想大さんが2時間28分22秒で男子1位に輝き、高橋彩文(あやみ)さんが3時7分39秒で女子1位となった。「一般の部」は、奥津大志さんが2時間31分28秒で男子1位、菊地春恵さんが2時間59分00秒で女子1位となった。

 「陸連登録の部」「一般の部」の男女8位までの入賞者には賞状と、「金沢マラソン2025」の優先出場権(無償)が贈られた。

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