板橋区立中央図書館(板橋区常盤台4)の夏恒例企画「ボローニャ・ブックフェアinいたばし」が8月24日から、同館1階図書館ホールと「いたばしボローニャ絵本館」で開催される。
1993(平成5)年に始まり今年で32回目を迎える同展。板橋区の友好交流都市である北イタリアのボローニャ市で毎年春に行われる「ボローニャ児童図書展(ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア)」に出展され、板橋区に寄贈された61の国と地域の児童書約200冊やボローニャ・ラガッツィ賞の受賞作、「いたばし国際絵本翻訳大賞」の最新出版絵本も展示するほか、今年は特別に2024ボローニャ国際絵本原画展入選者の小野寺美帆さん・西岡秀樹さん・松井あやかさん・矢部雅子さんの原画も準備している。
期間中、英語、イタリア語など多言語による読み聞かせを日替わりで行う「わくわく外国語おはなしまつり」を行うほか、9月8日には翻訳家・児童書作家の中井はるのさんによる「翻訳体験ワークショップ」を予定。
同館ボローニャ絵本係の田崎裕美さんは「稀少価値が高く、入手困難な海外の絵本を今年もたくさん展示する。外国語の絵本だからと難しく考えすぎず、絵がきれい、色使いが好きなど、純粋な楽しみの入り口として来館してもらえたら」と話し、新着絵本コーナーで行う「お気に入り絵本投票」への参加も呼びかける。
開館時間は9時~20時(最終日は17時まで)。9月7日まで。翻訳体験ワークショップの申し込みはウェブサイトで受け付けている。