子ども用品のリユースイベント「おゆずり会」が6月29日、高島平の東京都板橋福祉工場(板橋区高島平9)2階で行われる。主催は地域の産後ケアを推進する子育て支援団体である一般社団法人「neruco(ネルコ)」。
ベビー用品が並ぶ様子(写真提供=一般社団法人「neruco」)
成長に伴って不要となった子ども服やおもちゃ、絵本を持ち込み、欲しい人に譲ることができる同イベント。同法人理事の森脇由香さんが児童館で行われていた「お買いものごっこ」からヒントを得てアイデアを形にし、「おゆずり会」を始めた。開催は今回で12回目。
代表理事の酒井広美さんは「おゆずり会は、近所で洋服を選ぶ楽しさを味わえる、先輩ママと交流できる、環境に優しいなどのメリットがたくさんある。特に、ごみ問題が深刻な今、リユースの取り組みは非常に重要で、成長期の子どもたちの洋服などはリユースに最適。おゆずり会に参加・協力してもらえるとうれしい」と話す。
開催時間は10時~12時。参加費は1家族500円。寄付品の持ち込みにも対応する(受付時間は9時30分~11時)。会場隣室では、ドイツ発のボール遊びプログラムを楽しむ「ベビーバルシューレ体験会」も行う。